場所:西多賀小学校 調理室
古来より装飾品として愛されて来た「とんぼ玉」は,複雑な模様がとんぼの目のようであることから日本ではそのように呼ばれています。
今回の作成体験会の講師には,青葉区高野原のガラス工房「初月(はつき)」の佐藤先生ご夫妻が来てくださいました。


まず初めに,とんぼ玉はガスバーナーでガラスを熱しながら作成するので,危険がないよう注意点を教えていただき,作業内容の説明を受けました。

1人につき2つずつ作るのですが,1つ目は先生に手伝ってもらいながら,2つ目は手伝いなしで自分の力で作るとのこと。しかし,とんぼ玉作りが初めての学級生ばかりなので,作成前から不安顔の人がチラホラ



そして何と!今回は忙しい合間を縫って校長先生も参加してくださり,そんなドキドキの作成体験のトップバッターも務めてくださいました。

作業はカラフルなガラスの棒からベースになる色を選ぶところから始まります。
先生が作成した見本のとんぼ玉を見ながらイメージを膨らませ,ガラス棒2本を選びます。どのガラス棒もとてもきれいですし,透明,半透明,不透明など種類もたくさんあるため,自分の番を待つまでの間,迷いに迷い,なかなか決められない学級生も(笑)。でも,色選びで迷うのもとても楽しかったです

いよいよ実際にガスバーナーでガラス棒を溶かす作業です。ガラスが赤くなるまで熱する機会はなかなかないので,全神経を集中し緊張の連続です。


次に溶けたガラスを棒に巻き付け,クルクル回しながら熱し,形を丸く整えます。さらにベースのガラスとは違う色合いのフリットという粒々のガラスを表面に付け,再び熱してフリットが馴染んだらガスバーナー作業は終了。気づくと体はガチガチ,腕はプルプル,

とんぼ玉は,砂の中に入れて30分ほどかけてしっかり冷まし,最後にきれいに水洗いしたら完成!!冷ます前と後ではガラスの色合いが変わり,素敵な仕上がりに歓声があがりました。

今回作成したとんぼ玉は,ストラップやチョーカーに仕立ててもらいました。


体験が終わり,参加者からは「とても楽しかった」



佐藤先生ご夫妻,1人ひとり優しく丁寧に,そして楽しくご指導いただき本当にありがとうございました。


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記事提供:社会学級運営委員