OLDNEW シネマパラダイス 〜古きを訪ね新しきを知る〜
日時:12月13日(火)10時〜12時
場所:西多賀市民センター1階 調理室兼会議室
第4回目の講座は,16ミリフィルム映画の観賞会です


※視聴覚同好会さんは,16ミリフィルム上映を通して地域に貢献されており,仙台市内の小学校や児童館等で教育委員会主催の『わくわく映画会』を開催しています。
フィルムには8ミリ,16ミリ,35ミリの3種類があり,1秒間に24コマの映像が映し出されます。写真はどれも1秒24コマのフィルムです。講座の記念に,講師の先生から,参加者全員にプレゼントしていただきました


今回は,仙台に1台しかないという映写機を使い,映写機の中の仕組みも説明していただきました。リールに巻かれたフィルムは,フィルムの片側,または両側に穴が開いており,それを映写機の歯車に引っ掛けて回すという仕組みになっているため、カタカタ鳴る音が特徴です。映写機から光をフィルムにあて,レンズを通して拡大された映像をスクリーンに映して観賞します。フィルムには映像の部分と音の部分があるのですが,それらを一緒に焼き付けてあるので,映像と同時に音声も流れるのだそうです。その仕組みが長年変わらず使用されていることから「発明した人,天才




そして,今回の準備していただいた16ミリフィルム映画は,アニメーション1本,劇映画2本の子ども向けに制作された3本です。どれも30年以上前??の作品なので,映像は古いのですが,その作品内容は今でも通じるものばかりで,子どもたちにもぜひ見せてあげたいと思いました。そして,大人になった今だから感じることもたくさんありました。年齢を重ねたことで,子どもの気持ち,そして大人(親)の気持ち,どちらもわかるからこそ,心を揺さぶられるものがあります。参加者の心にもいろいろな思いが沸き上がったようです。また,参加者は同年代であるため,古い作品だからこその懐かしさに浸ることもできました。その当時のことや,忘れていたことが次々蘇り,話に花



仙台視聴覚同好会の講師の方には,事前準備から,当日の重い機材の搬入などもしていただきましたし,講座でもいろいろな思いを聞かせていただきました。貴重なフィルムや機材を大切に守りながら上映活動をされていることに頭が下がります。次世代にも伝えていきたい大切な文化だと思いました。社会学級での上映は今回が初めてとのことで,講師の先生はじめ,講座実現までに携わっていただいた方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました

社会学級は,いつでもご地域の皆さまのご参加をお待ちしております。手軽に学びの体験をしたいとお考えの方,是非お気軽にご連絡くださいませ。
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「西多賀小学校社会学級への申し込み・お問い合わせ」
西多賀小学校 022−245−5355
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記事提供:社会学級運営委員